診療案内

症状別 応急処置

かぜのホームケア
ウイルスは細菌と違って、細菌を殺す抗生物質は効きません。抗ウイルス薬でないとだめなのです。しかし残念ながら、かぜウイルスに有効な薬は、今のところインフルエンザ以外はありません。
ウイルスに攻撃されてもはねのける力(免疫力)をもつことと、ウイルスが増殖しない環境作りをすることが最も簡単なかぜ対策になります。
十分な睡眠と休養、規則正しい生活を心がけましょう
十分な睡眠と休養、規則正しい生活を心がけましょう十分な睡眠と休養、規則正しい生活を心がけましょう
環境づくりとして、冬場のウイルスはとても乾燥した空気が大好きですから、適当な湿度を保つ工夫をしたり、夏場のウイルスはのどや眼などの粘膜で増殖するので、感染した人が使ったタオル、コップなどの共有をさけるといったことを心がけましょう。
一年中を通して、手洗い、うがいはもちろん、洗顔も大切なホームケアのひとつです。
熱性けいれん
熱性けいれんは体温が急に上昇し、38.5℃を超える時におこりやすく、発作型の大半は全般性けいれんです。
けいれんは、全般強直間代性けいれん、強直性けいれん、間代性けいれんで、発作の持続時間は5分以内、発作後は比較的早期に意識の回復がみられ、通常の活動に戻る場合が多いです。
熱性けいれん
チェックポイント
  • Point1
    けいれんの時間が5分以内
  • Point2
    発熱にともなって起きている
  • Point3
    けいれんのあと意識がある
  • Point4
    けいれんが左右対称である
  • Point5
    1回の発熱で起きたけいれんが1回である
上記に当てはまる場合はそれほど心配は必要ありません。
時間内にて診療してください。
しかし、一つでも該当しない項目がある場合は注意が必要です。
場合によっては至急の対応が必要ですので、医療機関にご相談ください。
対処方法
まずは落ち着きましょう!
けいれんが起こってもあわてずに、子どもは熱を出しているとき、ときどき体をピクピクっとさせることがあります。このような場合、ほとんどがけいれんではありません。
けいれんは大人の力で押さえても押さえきれないものです。
子どもを静かに
寝かせましょう
心配のあまり体をゆすぶって子どもに聞きたくなりますが、そこはじっと我慢して、刺激を与えずに静かに寝かせてください。ポットや花びんなど危険なものは周りから遠ざけてください。
吐物が口に入らない
ようにしてください
けいれんとともに吐いてしまうケースがあります、もし吐いても吐物で口がふさがれないように、寝かせるときは背中にタオルなどを当てて、体を横向きにして寝かせましょう。
このときの注意点は顔だけを横向きにしないようにしてください。
時間をはかる
医師は必ずひきつけの長さを質問します。時計を見てどの程度の時間だったはメモしておくと良いでしょう。多くのひきつけは数分でおさまります。
3分以内におさまってケロッとしている場合は、あわてず診療時間内に受診すれば良いでしょう。
3分経過しても一向におさまらない場合や、激しいけいれんが続いている場合や、顔色が紫色になっている場合は、救急車を呼びましょう。
5分以上続く場合やおさまっても意識が回復しない場合も救急車を手配してください。
ひきつけは、両手両足?
ひきつけの多くは左右対称です。片足だけけいれんしている、もしくは片腕がつっぱっているが、反対側の腕はダラッとしていて力が入っていないなど、そのような症状があれば、医師に伝えください。
最後に
体温を測りましょう
 熱があるときのけいれんなのか、ないときのけいれいなのか、医師は必ず聞きます。けいれんがおさまってからで構いませんので、体温を測っておきましょう。
  • 1)119にコールすると「火事ですか?救急ですか?」と訊かれます。
    あわてず「救急です」とはっきりと答えてください。
  • 2)次に住所を訊かれますので、あわてず正確に答えてください。
  • 3)だれが、いつ、どこで、どうなったか、を答えてください。
  • 4)名前と電話番号も訊かれます。落ち着いて答えてください。
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